イビキの原因と治療法を紹介します
コラム東京イビキクリニックです。
イビキは、良質な眠りを邪魔するだけでなく、共同生活者にも悪影響を与えることがあります。イビキの治療法は多岐にわたりますので、どれを受けたらいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、イビキの原因や治療法について解説し、質の高い睡眠を取り戻すための方法を提案します。
イビキの原因
イビキの原因は様々ですが、主なものには以下のような要因が挙げられます。
①筋肉の緩み: 喉の周りの筋肉が緩んで睡眠時の呼吸で振動し、イビキの音を生じることがあります。
②鼻づまり: アレルギー、鼻ポリープ、または鼻腔の他の問題によって鼻呼吸が妨げられると、口呼吸に切り替わり、イビキを引き起こす可能性があります。
③睡眠時無呼吸症候群(SAS): 重度のイビキは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の一症状である場合があります。
④小さい顎
顎が小さいことは、気道を狭くする要因の一つです。寝ている間に口が開いて、舌や口蓋垂が喉に落ち込み、イビキの原因となります。
⑤肥満
肥満は、首周りの脂肪が気道を圧迫し、イビキを引き起こすことがあります。また、肥満によって睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクも高まります。適切な体重管理と健康的な生活習慣の確立が重要です。
⑥飲酒
アルコールは筋肉の緩みを引き起こし、喉の筋肉が呼吸時に振動しやすくなります。その結果、イビキが発生する可能性が高まります。飲酒を控えることで、イビキの頻度を減らすことができます。
⑦喫煙
タバコに含まれる有害物質は、気道の炎症や粘膜の腫れを引き起こし、気道を狭めることがあります。これによってイビキが誘発されることがあります。喫煙をやめることで、イビキの症状を改善することができます。
⑧舌根沈下
舌根が喉に沈み込むことで、気道を狭め、イビキを引き起こすことがあります。これは特に寝る姿勢が仰向けの場合に顕著です。マウスピースを使って舌の位置を調整する方法などがあります。
⑨睡眠薬
一部の睡眠薬はイビキを悪化させる可能性があります。特に中枢神経抑制薬として知られる薬物は、喉の筋肉の緩みを引き起こすことがあります。これにより、睡眠中の気道の狭窄や振動が増加し、イビキの発生を促進する可能性があります。また、一部の睡眠薬は深い睡眠を誘発する反面、睡眠中の筋肉の緊張を弱めるため、喉の筋肉がより緩みやすくなります。
治療法
- 生活習慣の改善: アルコールや筋弛緩作用のある睡眠薬の摂取を避け、喫煙をやめるなどの生活習慣の改善が有効です。また、適切な寝具などで睡眠姿勢を保つことも重要です。
- 体重管理: 過体重や肥満はイビキのリスクを高める要因です。適切な体重管理を行うことが重要です。
- 睡眠環境の改善: 寝室の湿度を適切に保ち、適切な枕やマットレスを使用することで、イビキを軽減することができます。
- CPAP療法: 中等度~重度のSASの場合、CPAP(持続的陽圧呼吸療法)が保険適応にもなり、有効です。CPAPは、睡眠中に気道に圧をかけた空気を流しこみ、開いた状態を維持するための装置です。
- 手術: 一部の場合、手術が必要となることがあります。手術の種類は個々の症例によって異なりますが、口蓋垂・口腔内の手術などが行われることがあります。
- マウスピース:歯科で作成してもらい、夜間睡眠中に装着する方法です。舌根沈下にも効果があります。
- イビキレーザー治療:当院で行っている治療法になります。軟口蓋や口蓋弓や舌根にレーザーを照射することによって気道を広げる治療法です。
結論
イビキの治療法は多岐にわたりますが、まずはライフスタイルの改善から始めることが重要です。睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの深刻な症状がある場合は、医師と相談し、適切な治療法を選択することが必要です。質の高い睡眠を取り戻すために、積極的に対処していきましょう。
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