コラム

2024.12.22

年末年始に気をつける事

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東京イビキクリニックです。

 

 

年末年始は、多くの人々にとって楽しみな季節ですが、その反面、健康や生活面において注意が必要な時期でもあります。特に、忙しい年末と、家族や友人との集まりが多くなる年始は、生活習慣が乱れやすく、体調を崩す原因にもなりがちです。そこで、年末年始に健康や生活面で気を付けるべき点について、いくつかの観点からご紹介します。

1. 食生活の乱れを防ぐ

年末年始は、忘年会や新年会、親戚との集まりなど、食事が豪華になりがちです。普段は控えている食べ過ぎや飲み過ぎに注意が必要です。特に、アルコールの摂取量が増えることが予想されますが、過剰な飲酒は肝臓に負担をかけ、消化不良や体調不良を引き起こす原因となります。

また、揚げ物や脂っこい料理、甘いお菓子が多くなるこの時期、栄養バランスが偏りがちです。偏った食事は、体調不良や体重増加、さらに免疫力の低下を招く可能性もあるため、意識的に野菜や果物を取り入れることが重要です。特に、ビタミンやミネラルを多く含む食材を摂ることで、免疫力を保つことができます。

2. 運動不足の解消

年末年始は、仕事や学校が休みになるため、普段よりも運動する機会が減りがちです。特に、長時間のテレビやインターネットの使用、外出の機会が減ることで、体を動かさない時間が長くなり、運動不足に陥ることがあります。運動不足は、体力の低下や血行不良、便秘などを引き起こす原因になります。

健康を維持するためには、日常的に軽い運動をすることが大切です。ウォーキングやストレッチ、軽いジョギングなどが手軽にできる運動です。無理に激しい運動をする必要はありませんが、毎日少しでも体を動かすことを意識すると良いでしょう。

3. 睡眠の質を保つ

年末年始は、普段よりも遅くまで起きていることが多く、睡眠時間が不規則になりがちです。しかし、睡眠不足や不規則な睡眠は、免疫力の低下や体調不良、精神的なストレスを引き起こす原因となります。特に、年末年始のようにイベントが続く時期には、つい生活リズムが崩れてしまうことがあります。

睡眠の質を保つためには、できるだけ毎日同じ時間に寝起きすることが大切です。また、寝室の環境も整えることが重要です。暗く静かな場所で寝ることや、寝る前にリラックスできる時間を作ることが、良質な睡眠をサポートします。

4. ストレスの管理

年末年始は、楽しいイベントが多い一方で、準備や帰省、親戚とのやり取りなど、ストレスが溜まりやすい時期でもあります。特に、長時間の移動や人間関係の調整、家事の負担などが重なることで、精神的に疲れることがあります。

ストレスを管理するためには、自分自身のリズムに合った休息を取ることが大切です。リラックスする時間を確保したり、気分転換できる趣味を楽しんだりすることで、心身のリフレッシュを図りましょう。また、深呼吸や瞑想、軽い散歩などもストレスを軽減する効果があります。

5. 体調管理

年末年始の寒さや、過密なスケジュールによって、体調を崩しやすい時期です。特に風邪やインフルエンザが流行する季節でもあるため、手洗いやうがいを徹底することが大切です。外出先から帰ったら、すぐに手を洗い、消毒することを習慣にしましょう。また、乾燥した空気も体調を悪化させる原因になるため、加湿器を使ったり、こまめに水分補給をしたりすることも予防につながります。

6. 健康診断や予防接種を忘れずに

年末年始を迎える前に、健康診断や予防接種を受けておくことも大切です。特に、高血圧や糖尿病など、生活習慣病の予防には定期的なチェックが必要です。また、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの予防接種も、感染拡大を防ぐために重要です。

まとめ

年末年始は、普段の生活リズムが乱れがちな時期ですが、健康を保つためには、食事のバランス、運動、睡眠、ストレス管理などを意識的に行うことが大切です。少しの工夫で、体調を崩さずに楽しく過ごすことができます。自分の体調をしっかりとチェックしながら、無理なく過ごすことを心がけましょう。

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