“よくしゃべる仕事だから口呼吸?”と他院で説明された患者様の話
コラム東京イビキクリニックです。
先日、当院を受診された患者様から、こんな話を聞きました。
「他のいびきクリニックで、“よくしゃべる仕事だから夜間の口呼吸が多いと思います”と院長に言われました」と。
……正直に言って、耳を疑いました。
イビキを専門に扱い、しかもレーザー治療まで行っているクリニックの院長が、本当にそんな説明をしたのでしょうか。にわかには信じがたい話です。
「よくしゃべる仕事だから口呼吸になる」。
この一文、どこをどう切り取っても、医学的な根拠はほとんどありません。呼吸は基本的に無意識で行われるものです。仕事中に話す時間が多いかどうかと、安静時や睡眠中の呼吸様式は、まったく別の問題です。接客業や営業職など、日常的によく話す仕事をしている方でも、普段はきちんと鼻呼吸をしている方はいくらでもいます。逆に、ほとんど話さない仕事の方でも、口呼吸になっている方はいます。
では、なぜ口呼吸になるのか。多くの場合、原因は「鼻の通り」や「気道の構造」にあります。慢性的な鼻炎、鼻中隔弯曲、下鼻甲介の腫れなど、鼻の中の構造的な問題で鼻呼吸がしづらくなり、その結果として口呼吸になっているケースが大半です。これは「癖」や「職業」の問題ではなく、明らかに「身体の構造・機能」の問題です。
さらに言えば、イビキや睡眠時の呼吸障害と口呼吸は密接に関係しています。気道が狭く、鼻だけでは十分な空気が取り込めない状態であれば、体は自然と口を開けて呼吸しようとします。つまり、本来見るべきなのは「なぜ鼻で呼吸しにくいのか」「どこが狭くなっているのか」という点のはずです。
それを、「よくしゃべる仕事だからですね」の一言で片付けてしまう。
正直に言ってしまえば、いびき専門クリニックを名乗る院長の説明としては、あまりにも雑で、あまりにも想像力に欠けています。患者様が「それって関係あるんですか?」と違和感を持たれたのも、むしろ当然でしょう。
医療の説明は、患者さんが納得できるものであるべきですし、原因の説明が曖昧なままでは、適切な治療方針など立てようがありません。イビキや口呼吸の背景には、きちんと評価すべき解剖学的・機能的なポイントがあります。
「本当にそれが原因なのか?」
もし、どこかでそんな説明を受けて少しでも引っかかるものを感じたなら、一度きちんと原因を見直してみることをおすすめします。少なくとも今回の例は、「よくしゃべる仕事だから」という一言で済ませていい話ではありません。
ここ1年で「いびき」「睡眠」「レーザー治療」といった、いかにも“売れそうな看板やネット広告”を掲げたクリニックが増えました。もちろん、きちんとした知識と評価のもとで診療している施設もあります。しかし一方で、正直なところ「まずは自由診療のお金儲けありき」で開院したり、メニューにイビキレーザーを追加し、肝心の中身が追いついていないのではないかと感じるケースに出会うことも少なくありませんので、必ず他のクリニックも比較してご契約をお勧めします。
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